桜複合福祉施設「ミサトピア ロピテル一日市場」に併設される認定こども園です。
								ややもすると「迷惑施設」と捉えられがちな「保育園(幼稚園)」を、多世代の集う地域に開かれた福祉施設のなかにどのように位置づけるかが計画のポイントでした。
								具体的な方策として
								・恵まれた景観を生かすよう開放的な計画としながら、前庭・中庭・園庭によって高齢者施設との間に適度な距離感つくり、施設全体が落ち着いた雰囲気となるようにしました。
								・園庭と一体となり、イベント広場としての利用も想定された遊戯室、ギャラリーとしても利用可能な保育室、廊下など、こども「だけ」のための施設ではなく、おとなも活用することのできる空間としました。
								・フェンスを張り巡らすのではなく、植栽帯によって園庭をつくる等、開放的でありながら「安全」に配慮しました。
								こども達の健全な生活環境の創出と、複合福祉施設全体の活性化の両立を目指しました。
							 
							所在地:長野県安曇野市三郷
									工事種別:新築
									工事面積:511.62㎡
									用 途:認定こども園
									構 造:S造 地上4階建
									施工者:株式会社 松本土建
									担 当:篠田
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