Y邸(安曇野市)  築100年の民家改修

本棟造りの築100年の松本市郊外にあるY邸。
東 に安曇野が広がる視界を活かすよう、高い吹き抜けの食堂を配置し、朝日を受けながら食事ができる。そこに続いて広く収納の多い台所を設けた。ここを起点に 他の水廻りや家事導線をつくり、広いながらも使いやすい平面計画を目指した。玄関は広さをほぼ倍にして建物全体のスケール感に引けを取らないものに変え た。一方、玄関の一角には庭の様子を伺える小上がりを設け、簡単な接客スペースとしても利用できる小さく落ち着いた空間もつくった。お施主様の要望で家 に負けない門構えにした。