松本丸の内ホテル

既存棟は1937年(昭和12年)に日本勧業銀行ビルとして建設されました。保存運動により解体を免れ2007年10月に「登録有形文化財」として登録されました。耐震補強を行い、既存の格調あるデザインは活かしながら、レストラン・結婚式場として生まれ変わりました。ホテル(新築棟)は、松本城下の街並みを損なわない様、外観・高さ等に配慮しながら旧勧銀ビルの後方に増築しました。旧勧銀と共に商都として歩んできた歴史と景観に調和する漆喰調の仕上と既存棟をモチーフとした開口部が外観デザインの特徴です。過去から現在...現在から未来へ... 旧勧銀ビルの様に地元の方に親しまれ、そして松本を訪れる方々が心休まる場所となることを目指しました。

松本丸の内ホテルHP

所在地:長野県松本市大手町三丁目
工事種別:増築工事、改修工事
工事面積:延床面積(ホテル4,076㎡レストラン1,269㎡)
工事期間:2007年5月〜2008年3月

用 途:ホテル・レストラン
構 造:RC造一部S造
施工者:株式会社守谷商会
受 賞:2009年 長野県建築文化賞特別賞
担 当:龍田

文化財と共に時を刻むホテル
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