施主の心と建物を蘇らせる「蘇生工事」
当設計事務所で「蘇生工事」を既に100件近く設計していますが、だいたい新築の60〜70%の費用で、設備・電気はもちろん、建物も全く新しくなって新築と同様になります。新築工事で10億なら、6〜7億で仕上がり、後期も5ヶ月程度で新築に比べ約半分の期間で仕上がります。私たちはそのことを単にリフォームとか再生とは呼びません。根本から蘇らせ、修景事業の中で価値ある主要景観建築として、心までわくわくさせるものとして生き返らせるという意味で『蘇生』と呼んでいます。「蘇生工事」で重要なのは、既存建物の徹底した調査です。既存図と現実の建物のくいちがいなど当たり前で、現場状況の把握と修正した部分の図面化がとにかく必要です。「蘇生」は、まさに新築の設計以上にむずかしくかつ楽しいものです。それは、自分の世界をつくれることはもちろん、施主さんと苦楽を共にしながら少ない費用で、地域の町並み修景にも寄与できるからです。